映画・干支天使チアラット、一日限りの舞台上映に行ってきた!

九月三日(日曜日)、渋谷bunkamuraを見ると「ベルギー」と書いてある。

「bunkamuraはベルギーが好きだねー」という心の声をよそ目に僕は渋谷ユーロライブへと向かいました。

そう、河崎実監督の「」を鑑賞に。

河崎実監督の良さは、人生を台無しにする程の映画好きであればある程分かる。

映画ばっかり撮ってる大学生が友達と酒呑んでる時に生まれた企画をそのままフィルムに納めて学内の上映会で上映しましたという雰囲気が一番重要であってあらすじとか内容なんか初めからどうでも良い。

観終わった後に「河崎監督、変わんないなぁ〜」という様式美がどこぞのミサイルが空を飛ぶ今現在、この日本が平和である証明であって、美しい事なのである。

つまり何が言いたいかというと、

河崎実監督は、

どうかしている事が、どうかしていないのである。

どうかしている事が安定している事なのである。

お分り頂けたであろうか? 僕は書きながら分らなくなってきました。

 

・キャストについて

今回、登壇されたのは河崎実監督友田彩也香さん希崎ジェシカさん辰巳ゆいさん姫乃たまさん谷口洋行さん中沢健さん、そして康芳夫さん

友田彩也香さん

希崎ジェシカさん

辰巳ゆいさん

河崎実さん

姫乃たまさん

中沢健さん

谷口洋行さん

 

舞台挨拶の時間は上野オークラ劇場舞台挨拶の3分の1程度の時間で終了。鬼才・山内大輔監督が「観る人が見れば分かるのですが、この映画、どちらかというとダリオ・アルジェント監督のサスペリアの雰囲気に近づいてましてね…」と、映画を細かく説明していたのに対して河崎実監督は「ゴジラ vs キングコングとか内容覚えてないでしょ?それで良いんです!それが一番なんです!」という割烹料理とポップコーンとも言うべき両監督の対極のスタイルがこのひと月の間に垣間見れたのは映画ファンとしては最高だった。(「女ゆうれい 美乳の呪い」のレポートはあらためて後日)

「映画できたから早く観ようぜー!!」感丸出しな雰囲気は河崎実監督の現場でしか体験できないものである。それはとても貴重で尊いものなのだ。

こう書いてしまうと河崎監督がどうしようもない人に見えてしまうがそうではない。やはり氏には持って生まれた演出の才能と役者を育てる懐の広さがある。

熱心な河崎実監督ファンならお気づきだろうがあの引っ込み思案なプロレスラー飯伏幸太が、河崎監督の映画「大怪獣モノ」に出演以来、あんなにも喋るようになり、バックヤードで芝居染みた事ができるようになるとは誰も想像しなかっただろう。それはひとえに河崎監督の演出のおかげなのである。

「大怪獣モノ 予告編」

「大怪獣モノに出演後の飯伏幸太」演技派へ覚醒

 

ガンダムや木戸修が好きな人は山内大輔監督

トランスフォーマーやボブ・サップが好きな人は河崎実監督

と、説明すれば分りやすいと思う。

・映画以上にオーラがすごいあの方

登壇時間をもっと短く感じさせたのは康芳夫さんの存在だと思う。

簡単に言うと主演女優の三人は舞台の上で、「キラキラキラキラ」としているのに対して康芳夫さんは「ジャジャーーン」と言うか「ジャキーーン」と言うか「ズシャーーーー」というか「ボヒューーーー」という感じで佇んでいるのです。そのオーラが半端なかった。

取材前に舞台裏に主演女優3名へ挨拶へ行ったのだが、その際も女優三人の横の椅子に「シャリンシャリンシャリン」という感じで目を瞑って佇んでいらっしゃって、心の中で「うううう、愛してます」と唱えました。

実はバッグの中に康芳夫さんの著書「虚人のすすめ」を忍ばせていたのですがそのオーラに圧倒されて声をかけれませんでした。

映画の内容に関しての詳しいレポートしないでおこうと思います。

レポートしない事が河崎監督の映画をレポートしている事になるんじゃないかと。僕は友田彩也香、、辰巳ゆいの三人に実際に会えた事が嬉しかったし、且つ、康芳夫さんと同じ現場の空気を吸えた事で大満足の一日でした。

気になる方は様々なニュースが出ていますのでそちらをご覧ください。

DVDの今後の発売やCDの発売に関しては河崎実監督のツイッターや公式ツイッターを見てみてください。ゆるーく、マイペースでやっています。

それこそが河崎監督の素晴らしいところだと思います。

映画「LIFE! The Secret Life of Walter Mitty」という素晴らしい映画なのですが日本語吹き替えが岡村隆で台無しになってしまった映画の中でショーンペンがこう言ってました。

「美しい物は姿を隠す。だから俺は本当に美しいものはこの瞳に残す」

河崎実監督の映画並びに劇場はそんな場所だと思います。

以上、レポートでした。

 

 

追伸

康芳夫さん、帰る時もすんごいかっこよかったです。